中島みゆきのヒット曲「糸」が、菅田将暉と小松菜奈のW主演で実写映画化した「映画:糸」。平成元年生まれの男女が13歳で出逢って恋に落ち、それから18年間、元号が令和へと変わるまで、互いに歩んで来た道、そして人生の様々な出逢いを経て再会するまでを描き出した、壮大なラブストーリーとなっています。そんな人と人とのつながりを「糸」に見立てたストーリーが見どころの映画ですが、SNSでは「ひどい」「残念だった」などの声が多く上がっています。
そこで今回は、映画[糸]のSNSの反応をもとに酷評の理由をまとめていきます。それでは、早速見ていきましょう!!!
俳優だけ豪華にしている!?
レビュー検索したらひどいもんよ
菅田将暉、小松菜奈、斎藤工、榮倉奈々
メインテーマが中島みゆきの「糸」
材料は100点なんだけど、高級食材を子供が調理して台無しにしちゃった感があるって感じの映画ですな— そうくん (@souryuu0807) March 7, 2022
何気なく糸って映画見てるけど音がちゃんと聞こえないし構図もやばいしカット割がダサすぎて映画ですって言われへんな。タレントで見せてる映画ってこんなにもひどいんか
— パターソンレイクアンドパーマー (@supreme001Lyon) November 17, 2021
スーパーで良いお肉を買ってきて、塩コショウで焼くだけ。素材の味を活かせばそれだけで十分美味しくなるのに、どうしてわざわざひどい料理に仕上げてしまったのでしょうか?
菅田将暉と小松奈々を主演に迎え、さらに斎藤工や成田凌、榮倉奈々が脇を固め、音楽は亀田誠二など、一流の人材を揃えたにもかかわらず評価が低いのは、勿体ない・残念の一言に尽きます。誰が焼いても美味しくなるはずなのに。好き勝手に買い物をした挙句、料理を知らない子どもに丸投げするかのような粗悪な出来といった感想ですね。
映画「糸」は確かに出演俳優、製作スタッフはともに超一流の豪華なメンバーでしたが、豪華メンバーだっただけに、こういった作品の出来を残念がるコメントが出てくるのでしょうか。
ストーリー展開が良くない!?
2021映画137本目
「糸」/WOWOW中島みゆきの同名曲をモチーフにした作品。基本やばそうな作品は回避してるんだけど。踏んでしまった地雷。ひどい。すべてが記号的で。人間を描く話なのに、全く描かれていない軽薄さ。エピソードをただ連ねてるだけっていう。シナリオも穴が多くて…#100文字レビュー
— ひろし (@usushio_since82) September 15, 2021
眠れないからアマプラで邦画の感動系をあさってたら「糸」が予告編で見たらめっちゃ面白そうだったから見てみたら…ビックリするくらいクソだった ただおもんないストーリーに糸の音楽かけてそれっぽくしてるだけというか自分だけかと思って検索かけてら「糸 映画 ひどい」がいっぱい出てきて草 pic.twitter.com/uSfmln0H6n
— そうくん (@souryuu0807) March 6, 2022
中島みゆきさんの「糸」が原案となっている映画「糸」。中島みゆきさんの「糸」の歌詞から2時間分の映像作品を作り上げなければいけなかったため、不要なセリフの羅列、起伏があるはずなのに凡庸な展開。繋がりそうで繋がらない蓮と葵の2人の糸をなんとかエンタメに落とし込もうとした結果、ひどい映像作品になり、違和感を感じた視聴者から酷評が多くあがったとみられるのは残念ですね。
「糸」の歌詞は全部で235文字。235文字の歌詞から2時間の映像作品を生み出したのは制作スタッフ陣の素晴らしい力でしたが、見る人々への共感や感動はうまれづらかったのが現状ですね。
なぜ めぐり逢うのかを私たちは なにも知らないいつ めぐり逢うのかを私たちは いつも知らないどこにいたの 生きてきたの遠い空の下 ふたつの物語縦の糸はあなた 横の糸は私織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれないなぜ 生きてゆくのかを迷った日の跡の ささくれ夢追いかけ走ってころんだ日の跡の ささくれこんな糸が なんになるの心許なくて ふるえてた風の中縦の糸はあなた 横の糸は私織りなす布は いつか誰かの傷をかばうかもしれない縦の糸はあなた 横の糸は私逢うべき糸に 出逢えることを人は 仕合わせと呼びます出典:Uta-Net
挿入曲のタイミングがおかしい!?
次に音楽の使い方について。中島みゆきの「時代」「ファイト!」「糸」 が映画の中で使用されてるんですが、まず、使うタイミングがおかしい。とくにひどいのは「糸」の使い方で、「なぜそのシーンで流すのかわからない」「そのシーンで流れるのは不自然」「流しすぎて感動が薄まる」三点があります。
— 田中翠香 (@suikakinenbi) August 21, 2020
映画「糸」の中には33曲の挿入曲があります。その中でも中島みゆきさんの楽曲「時代」「ファイト!」「糸」 の流れるタイミングおかしいといったコメントがありました。中島みゆきさんの「糸」を原案としている本作のため、中島みゆきさんの楽曲を使いたかったのでしょうが、中島みゆきさんの楽曲はどれもパワーがあり感動できる曲が多いので、映像と少しでも合わないところがあると違和感を感じてしまうこともあるようです。そういった細かい演出も含めて映画「糸」がひどい・残念だ!といった意見が多かったのでしょう。
【ネタバレ含む】感想まとめ
悲しいことにイライラしかない…。結婚して子供もいるのに結局初恋忘れてなかったんかーーーい!結婚生活で、頭のどこかに忘れられない女がずっといたなんて、ホント切な過ぎる…
離れていてもお互いを思い合ってる場面がないのになんでラストはいきなり結ばれるの?
連はどうやって幼子を育ててきたの?その幼子をなんで放って女に会いに行くのよー!
人間愛をテーマにしてるのに何でこんなに愛のない映画作ったのかしら。最後まで主人公、漣の心情描写が弱く見ててイライラ。その他登場人物全てステレオタイプを適当に当てはめ雑に作った感じ。とにかく大事な我が子を放って女を追いかける菅田将暉なんか見たくなかったわ。
期待しておりましたが、ストーリーが錯綜して集中力に欠け、号泣出来る作品かと思いましたが、残念乍ら全く泣けませんでした!
期待外れ。CMが上手くできてるなという感想。そんなに何回も偶然があるのか?と非現実すぎるところや、時間を以上にかけているとこと、あっさりしている所のバランスが悪い。主題歌「糸」の価値が半減されてしまったようで、後味が悪かったです!
思っていたより感動が薄く、小松さんと菅田さんの今付き合っていることがちらついて内容が入って来なかったです
まとめ
今回は、映画「糸」がひどい・残念!?酷評続出のワケをSNSでの反応から分析してきました。もちろん高評価をつけている方はたくさんいましたし、今回の酷評されている方々も映画「糸」に大きな期待を寄せていたからこその熱い意見が出てきているのだと思います。
観客増員数165万人以上を集めている映画だからこそこういった酷評の原因についてもしっかりと向き合えると今後更なるいい映画が生まれそうですね。
本ページを見ていただいた方には共感できる意見も多かったのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。