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加藤智大名言集「母からの壮絶なスパルタ|廃れた人間関係から形成された人格」

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2008年に東京・秋葉原で17人を死傷させた無差別殺傷犯加藤智大死刑囚が、殺人罪などに問われ2022年7月26日に死刑が執行されたと報じられました。多くの被害者を出した加藤智大死刑囚の罪は許されるものではありませんが、加藤智大死刑囚の多くの名言から少なからず共感の声があったことも確かです。

そこで今回は、加藤智大死刑囚の名言から加藤智大死刑囚の人物を振り返っていきます。

加藤智大名言集の名言集

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人生に絶望した名言

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  • 「彼女がいれば、仕事を辞めることも、車を無くすことも、夜逃げすることも、携帯依存になることもなかった。希望がある奴にはわかるまい。」

  • 『望まれずに産まれて、望まれて死んで』

  • 「『死ぬ気になれば何でもできるだろ。』死ぬ気にならなくても何でもできちゃう人のセリフですね」

  • 最初からなにもしない奴なんていない。結果が出ないからなにもしなくなる

  • 何をしても「努力不足」って言われる

  • 人を救うのは人。救ってくれる人を得るには金がいる。結局、人を救うのは金。

  • 「負け組は生まれながらにして負け組なのです。まずそれに気付きましょう。そして受け入れましょう。」

普通に生活をしていて『望まれずに産まれて、望まれて死んで』なんて言葉を発する機会があるでしょうか?この言葉だけでも加藤智大死刑囚の人生の過酷さを垣間見ることができます。

後述しますが、加藤智大死刑囚の母親はとても厳しい教育方針を持っており、加藤智大死刑囚がミスをすると虐待に近い体罰を行っていました。そんな母親の元で生活をしていると「自分は望まれて生まれた子ではない」と考えても不思議ではないでしょう。

加藤智大死刑囚は高校では進学校に進学しますが、そこで勉強についていけず落ちこぼれることになり、学校でも自宅でも認められることが無く、加藤智大死刑囚の承認欲求は地の底まで落ちてしまいました。

容姿に絶望した名言

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  • 「顔が良くても性格が悪かったら長続きしない?その通りだよ。不細工は始まりすらしないんだよ」

  • 女性の方が平均寿命が長いのに男女比が同じくらいということは、若い世代は女性の方が少ないってこと。少ない女性をイケメンが独占するんだから、俺ら不細工は余って当然。そういうことだね。

  • 考え方が変わったって顔は変わらない

  • 社交性を持てって、お前らが不細工と関わらないんだろうが。お前らが避けてるんだろうが

  • いいよな。イケメンは不幸話をすればみんなが同情してくれるもんね。

  • 俺が余る理由は不細工だからだけど。女性を集めて実験をしてみたい。顔写真を何枚か見せて、「この中で彼氏にするならだれですか」と訊いてみたい。みんな普通にイケメンを選ぶだろ。

  • 「顔だよ顔 全て顔 とにかく顔 顔、顔、顔、顔、顔」

加藤智大死刑囚はビジュアルにもコンプレックスをいただいていました。写真を見ると確かにイケメン!とは言えませんが、特別不細工な容姿をしているかと言われると「素材は素朴だけど、下処理と調理を頑張らなかったな」というような少し勿体無い容姿をしています。

加藤智大死刑囚の承認欲求は地の底まで落ちていましたから、容姿に対しても自信が持てず何かを変えるための行動をしなかったのでしょう。そのため周りがおしゃれをし始める高校、大学等でよりイケメンとの格差が広がり、ビジュアルに対するコンプレックスが肥大化したのだと考えられます。

 

人間関係に絶望した名言

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  • プレゼントね、大事な友達にお礼がしたくて、でもお金が無くて、マフラーを編んでみたことがある。結局、来るなって言われて渡せなかったけど。一人でバカみたい。ほどいて捨てた

  • 俺にとってたった一人の大事な友達でも、相手にとっては100番目のどうでもいい友達なんだろうね。その意識のズレは不幸な結末になるだけ

  • お前らは「そういう性格だから彼女ができない」って言うんだろ。逆だよ。彼女ができないからそういう性格になんの

  • 「私も『アニメやエロゲーがあれば幸せ』という人種ならよかったのですけれど、不幸なことに現実に興味があるのです」

  • 「携帯ばっかりいじっていてはダメということらしいですけれど、現実では誰にも相手にされませんもの。ネットなら辛うじて、奇跡的に話してくれる方がいます。」

高校時代から落ちこぼれてしまった加藤智大死刑囚は人間関係でも前向きに行動することができなくなってしまいます。実際、上記の発言を見てみると「友達の誕生日会に来るなと言われる」「相手にとっては100番目の友達」少し「いじめられていた?」とも取れる交友関係だったことを発言しています。

学生時代という貴重な青春時代を友達がいない状態で過ごした加藤智大死刑囚の人間関係はズタボロだったといえるでしょう。
 

雨とかけた名言

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  • 『時間だ、出かけよう。頭痛との闘いになりそうだ。雨とも。時間とも』

  • 『雨、やんでる。素晴らしいことだ。俺、病んでる。素晴らしいことだ』

加藤智大死刑囚の名言の中に「雨」を意識した言葉あります。雨の日は憂鬱な気分になりやすい人が多いですが、加藤智大死刑囚の同じように雨の日は特に憂鬱な気分になることが多かったのでしょう。

 
 

加藤智大の母から異常なスパルタで作られた人格

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加藤智大死刑囚の異常性は母親によって培われたのではないかと言われております。加藤智大死刑囚は幼少期から地域の教育アドバイザーもしていた母親に非常に厳しく育てられておりました。子供に完璧を求めるあまり幼少期時代の加藤智大死刑囚に虐待を及んでいたとも言わております。

  • 雪で靴を濡らしたという理由で、青森の極寒の冬の中、裸足で雪面に立たせ続けた

  • 九九が覚えられないと、お風呂に連れて行き、水の中に頭を沈めた

  • 泣くことも許されず、泣くとタオルを口に詰め込み、ガムテープで巻かれ、屋根裏に放り込まれた

  • 食べるのが遅いと、新聞を敷いた廊下に出され、そこにご飯を撒かれ、食べるよう言われた

スパルタ教育というよりも虐待教育ですね。青森の極寒地帯を裸足で歩くなど凍傷するしかないですし、九九が覚えられない空と水の中に頭を沈めるのはもはや拷問です。そんな母親の元で生活していたらビクビクして普通の生活を送ることするできないですよね。管理人も昔悪さをして父親に拳骨を食らったことがありますが、それだけでしばらくは自分を隠し、「いい子」を演じるように生活していたのを思い出します。

加藤智大死刑囚もこの母親の元では本来の自分を出せずに、苦しい思いを心のうちに秘め続けていたのではないでしょうか。それがあのような事件として面に出てきてしまったのは悲しい限りですが、、、

また、加藤智大死刑囚の母親の教育も非常にスパルタで,

  • 小学校の頃から水泳や珠算、学習塾に通われ、1週間にはみっちりと習い事が入っていた

  • 友達の家に遊びに行くことや、友達を家に呼ぶことも固く禁じられていた

  • テレビを見ることや、漫画を買うことも読むことも許されなかった

  • 作文、絵画など学校の課題は母親の検閲が入る

この様な母親の英才教育によって、加藤智大死刑囚は良い高校に入学することができました。しかし、高校では落ちこぼれになり、劣等感に苛まれるストレスが溜まっていったようです。体格、精神ともに成長するとともに虐待をする母親にも暴力で返すようになりました。学校でもキレて教室の窓を素手で叩き割るなど問題行動を起こしていたようです。

容姿に自信が持てず、進学校では落ちこぼれてしまい、自宅でも本来の自分を出せず、逃げ場のない人生の中で唯一見つけた逃げ場所が「インターネット」でした。しかし、そのインターネットでも徐々に自分の場所を失っていったとのこと。

そんな壮絶な人生からこのような名言が生まれたと考えられます。

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