2022年8月末、ホテルにあった電気ポットを使って大学院時代の先輩に何度も熱湯を浴びせてやけどを負わせるという事件で、奥村啓志(ひろゆき)容疑者が逮捕されました。
被害者は奥村ひろゆき容疑者と大学院時代の先輩後輩の関係とのことでした。
そこで、本記事では奥村容疑者の大学、大学院について調査していきます。
目次
奥村啓志容疑者の大学「MARCH以上優秀大学出身」
TBS NEWSの報道によると、奥村容疑者は大学院時代の先輩に熱湯を何度も浴びせ、全身にやけどを負わせたとして逮捕されました。
奥村容疑者と被害者が大学院時代の知人ということから、奥村啓志容疑者の出身の大学や高校などにも注目が集まっているようです。
名門の三菱系の企業への就職ということで名門大学の卒業なのではなどの憶測が飛び交っております。

奥村容疑者は三菱UFJ銀行の子会社である三菱UFJインフォメーションテクノロジーに勤めていると報道されていますが、大学については報道されていません。
そこで、三菱UFJインフォメーションテクノロジーの就職実績から奥村啓志容疑者の大学、大学院を特定していきます。
マイナビ2023に乗っている三菱UFJインフォメーションテクノロジー(株)の採用実績を見てみると、下記大学、大学院から採用していることがわかります。

<大学院>
青山学院大学、大阪大学、関西学院大学、九州大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、中央大学、電気通信大学、東京大学、東京電機大学、東京理科大学、同志社大学、法政大学、北海道大学、明治大学、立命館大学、早稲田大学

<大学>
青山学院大学、大阪大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、神戸大学、上智大学、中京大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京電機大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学
MARCHや早慶上智、国立大学といった、いずれも上位校と言われる偏差値が高い有名な大学の名前が並んでいますね。
新卒採用実績なので、奥村容疑者が中途で入社していた場合、上記大学に含まれない可能性もありますが、
三菱UFJフィナンシャル・グループといった名門の三菱系の企業への就職ということで上記の名門大学の卒業の可能性が高いと言えます。
奥村啓志容疑者も洗脳されていたという先輩もこんな有名な大学院を出た賢い人だというのに、このような事件を起こすとはにわかに信じがたいなと思わされました。
奥村ゆきひろ容疑者の専攻「IT専門」
奥村啓志容疑者の大学院での専攻についても調査していきました。
先ほどの有名な大学に通い、さらに学問を深めるために大学院に進学した奥村容疑者。
奥村容疑者の専攻については、大学同様公式な報道はまだありませんが、三菱UFJインフォメーションテクノロジーがシステムの企画開発をおこなっている企業ということから、ITを専攻していたと考えられます。
三菱UFJインフォメーションテクノロジーの主な事業内容は、以下のとおりです。

主として三菱UFJ銀行、並びにMUFGグループ各社の業務等に関して
1.システムの企画・設計・開発・販売
2.システム運用および保守管理の受託
3.コンピュータの導入および利用に関するコンサルティング
4.システムに関する教育・研修サービスおよびシステム人材育成サービス
5.電気通信業務およびそれに附随する業務
上記のサービス提供している三菱UFJインフォメーションテクノロジーで働いていたことから、奥村啓志容疑者はIT系の専門知識や技術に長けており、システム開発などを担当していたと言えます。
また、奥村啓志容疑者は「三菱UFJインフォメーションテクノロジー」の社員ということで、「エリートでは?」という声もありました。
三菱UFJインフォメーションテクノロジーは内定率12%という狭き門を通過しないと入社することができないため、優秀だったことは間違いなさそうです。

「三菱UFJインフォメーションテクノロジー」とは?
三菱UFJ銀行をはじめとする三菱UFJフィナンシャル・グループ各社の金融サービスをITで支える『金融×ITプロフェッショナル』。
銀行系システムをはじめ、証券、カード等のシステム企画・開発を担当。高度なITスキルと金融知識で、MUFGにおけるIT戦略の中核を担う。
【追記】奥村容疑者は2020年の中途入社
奥村容疑者は三菱UFJ銀行の子会社である『三菱UFJインフォメーションテクノロジー』として2020年に中途入社していたことが同社の広報担当者のコメントで判明。

「中途採用で、2020年10月から弊社に勤務していました。人材育成の部署に所属していて、主に社員研修の運営を担当していた。特段、問題のない勤務態度の社員だったんですけど……」
引用元:Yahooニュース
人材育成の部署に所属しておりながら、非人道的な行いをおこなっていた。
奥村容疑者は恐ろしい二面性を秘めていたことがわかりますね。
大学の先輩恐喝「奥村事件概要」


2022年8月27日の午前4時から午後2時の間に東京都港区新橋6丁目のホテル浴室で被害者男性に熱湯を何回もかけて全治3ヶ月のやけどを追わせた、障害容疑で奥村啓志容疑者が逮捕されました。
【容疑認める】先輩に熱湯を十数回かけたか 三菱UFJ子会社社員を逮捕https://t.co/w8FYfQ8FK8
奥村啓志容疑者(33)は、2022年8月、東京・港区のホテルの浴室で、大学院時代の先輩の男性(33)に電気ケトルで沸騰させた熱湯を十数回にわたってかけ、全治3カ月のやけどを負わせた疑いが持たれている
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) October 4, 2022
【容疑認める】先輩に熱湯を十数回かけたか 三菱UFJ子会社社員を逮捕
https://excite.co.jp/news/article/FNN_949867149138427904/…
奥村啓志容疑者(33)は、2022年8月、東京・港区のホテルの浴室で、大学院時代の先輩の男性(33)に電気ケトルで沸騰させた熱湯を十数回にわたってかけ、全治3カ月のやけどを負わせた疑いが持たれている
この熱湯ぶっかけ事件についてFNNプライムオンラインでは、以下のように報じています。
奥村容疑者は、犯行当日、「借金を返せ」と被害男性にSNSでメッセージを送り、東京・新橋にあるホテルの8階にある部屋に呼び出した。
その後、部屋備え付けの電気ポットで沸騰させた熱湯を十数回にわたって被害男性に浴びせかけ、全治3カ月のやけどを負わせた疑いが持たれている。
奥村容疑者は、ホテルの浴室で、被害男性を四つんばいの姿勢にさせ、服の上から熱湯をかけたとみられている。
その後、ホテルを出た被害男性は、JR川崎駅にやってきた。
そして、事件からおよそ1日がたった翌日の午前2時ごろ、駅構内のベンチであおむけになって倒れているのを巡回中の警備員が発見し、病院に搬送された。
大学院時代の先輩である男性と後輩である奥村容疑者の間に、一体何があったのだろうか。
事件が起きる3カ月前の2022年5月ごろ、奥村容疑者は、被害男性から仕事のトラブルについて、相談を受けたという。
奥村容疑者は、その後、「トラブル解決のために、200万円を反社会勢力から借りて立て替えた」などとうそをつき、金を要求。
これまでに被害男性から、現金などおよそ250万円を脅し取ったとみられ、警視庁は恐喝の疑いでも捜査している。
引用元:FNNプライムオンライン
この事件ニュースを読んでみても謎が多くてなぜそんなことをしたのか、また被害者男性もどうして熱湯をかけられ、言われるがままになっていたのかさっぱり事情がわかりません。

今回の奥村大学先輩恐喝事件を要約すると
-
奥村容疑者と被害者は大学時代の先輩後輩の関係
-
ホテルにあった電気ケトルで熱湯を十数回かける
-
四つん這いの姿勢にして屈辱を与える
-
200万円を暴力団から借りて建て替えたと偽ってお金の返済を迫る
-
事件当日も返済が足りないと呼び出す
-
男性から250万円をだまし取った
-
被害者男性は病院にもいかずそのまま川崎駅へ移動

-
事件から1日後にJR川崎駅のベンチで発見されて病院に搬送

奥村容疑者は男性に対して1000回以上の脅迫メッセージなどを送り付け、実際にはない借金の返済を断られたために今回の犯行に及んだそうです。
被害者男性は借りてもいない借金返済に恐怖して、奥村容疑者の指示に従うしかないほど追い詰められていたのはかわいそうとしか言えません。
【追記】奥村容疑者再逮捕
知人男性に熱湯をかけ、大ケガをさせたとして逮捕された三菱UFJ銀行の子会社の元社員の男が、男性の両親から現金をだまし取ったとして再逮捕されました。
警視庁によりますと、再逮捕された「三菱UFJインフォメーションテクノロジー」の元社員、奥村啓志容疑者は、
今年8月、神奈川県川崎市のホテルで大学院時代の先輩男性の両親に「借金の返済が滞って男性がヤクザに熱湯をかけられた」「借金は自分が立て替えた」などとウソを言って、現金60万円をだまし取った疑いがもたれています。
男性に借金はありませんでした。 奥村容疑者は男性に熱湯をかけ大ケガをさせたとして逮捕され、会社から懲戒解雇されています。
調べに対し「金は受け取ったが振り込んでくれとは言っていない」と、容疑を一部否認しているということです。
引用元:(2022年10月24日放送「ストレイトニュース」より)